宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を見ました。
ジブリ映画の中では、１番良かったと思います。
見終わった直後に、さわやかな風が流れたような感じがして、何の涙がわからない涙が流れてきました。
大人のための童話という感じです。

自分のやりたいことをしていない主人公、少女ソフィーは、魔法使いに老婆にさせられてしまいます。
しかし、ハウル（声：キムタク）に出会って・・・。という物語です。
あんまりくわしく言ってしまうと、ネタバレになってしまうので、言いませんが、今回の登場人物はどのキャラクターも、この物語になくてはならない存在になっています。

声優もハマリ役ばかり。ソフィーの声の倍賞千恵子さんも、少女から老婆までの声が見事だし、木村拓哉さんは、機械で声を変えているのでは？と思うほどうまかったし、魔女もキャラの顔が声の美輪明宏さんにソックリに見えてきて、面白かったです。
ソフィーになついてしまう、ムスッとした犬「ヒン」も、セリフはあまりないのに、妙に心に残っていました。声優を後で調べたら、原田大二郎さんだったのには、笑ってしまいました。